熊本市医師会ヘルスケアセンターでは、熊本市から委託を受け、熊本市の小・中・高校生を対象に様々な検診を行っています。
※詳細につきましては、ヘルスケアセンターへお問合せください。
学校検尿は昭和 48年の学校保健法施行規則の改正がなされ、昭和49年から全国的に実施されており、熊本市では市の委託事業として熊本市医師会ヘルスケアセンターが市内の幼稚園・小学校・中学校・高校の児童生徒を対象に実施しております。
熊本市医師会が実施している腎臓検診は、2回の検尿で陽性となった児童生徒に対し、血液検査を含む3次精密検査まで検診体制に組み込まれているのが特徴です。
蛋白・潜血陽性者を対象とした腎臓精密検査と、近年の生活習慣の変化により(*)2型糖尿病が増加傾向にあることを踏まえ、小児糖尿病の早期発見の為、糖負荷試験を含む尿糖精密検査も実施しております。
また、緊急時の対処も学校と専門医が直接介入するなど独自の体制を確立しております。
(*)2型糖尿病
糖尿病になりやすい遺伝的な素因に加え、食べ過ぎ・運動不足・肥満などの生活習慣の歪みが原因で起こると考えられています。
市の委託事業として熊本市医師会ヘルスケアセンターが熊本市立小・中・高校の生徒を対象におこなっています。 (私立中学.県・私立高校数校を含む)
検査内容:心電図検査、心臓病調査票、学校医による聴診、胸部X線間接撮影(高校のみ)
全員実施項目:安静心電図、胸部X線、問診・聴診
追加検査:負荷心電図検査、心臓超音波検査等
学童期の肥満は成人の肥満へ移行しやすく、生活習慣病に発展する可能性が考えられます。このため、増加傾向にある学童の肥満を未然に防ぎ、また、早期に発見し指導や治療を目的として、熊本市の委託事業として熊本市医師会が実施しております。具体的には、下記の事項を行っております。
熊本市立の小学5年生と中学1年生を対象におこなっています。
検査方法:学校医による内科健診時に視診・触診を実施します。
精密検査登録医療機関にて実施しています。