熊本市医師会ヘルスケアセンターは、医学的見地から児童の肥満に関する予防対策を図る為、昭和56年に「肥満児対策班」を立ち上げています。その後、昭和63年からは熊本市の委託事業として、熊本市における全小・中学生徒の肥満を中心とした実態調査を実施しています。
本検診は市内の全小学校4年生で肥満度が20%以上の対象者のうち希望者に対してヘルスケアセンターで検診を実施しております。検診を実施したのち、検診班6名により判定会を実施し A判定、B判定、C判定に振り分け A判定は、異常なし、B判定は、主治医又は校医に紹介し、C判定は、熊大病院、中央病院に紹介しています。又、3月には、検診結果を踏まえて、保護者、児童を対象に、栄養士、理学療法士、くまモンなどを招いて医師会館講堂にて説明会を開催しています。
熊本市立小学校4年生肥満度 20%以上
希望者にヘルスケアセンターで臨床検査の実施。(後日、検診受診者と保護者に説明会開催)