胃がんについては、国際がん研究機関において80%はピロリ菌に起因するものと報告がされており、国立がんセンターの報告においてもピロリ菌陽性者は陰性者と比べ、罹患リスクが10倍との報告がされています。このような中、熊本市においても胃がんリスク検査(血清ピロリ抗体検査)によりピロリ菌除菌に結びつけることで、胃がんの罹患リスクを低減させ、死亡者数の減少につなげることを目的としています。
熊本市に居住地を有し、当該年度に40歳以上かつ49歳以下に達する者が対象です。
採血による血液検査とし、血清ヘリコパクター・ピロリ抗体値(ラテックス凝集比濁法で判定する。判定はヘリコパクター・ピロリ抗体値が10.0U/ml以上を陽性とします。
令和3年(2021年)10月より実施